ウェビナー「ファイナンス改革:不動産におけるグリーンビル、グリーンボンドの活用」

2024年8月27日(火)16:00 - 17:05 オンライン(Zoomウェビナー使用)

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ウェビナー「ファイナンス改革:不動産におけるグリーンビル、グリーンボンドの活用」

来たる8月27日(火)16時より、ウェビナー「ファイナンス改革:不動産におけるグリーンビル、グリーンボンドの活用」を開催いたします。

2024年6月、米・豪・シンガポール三国のグリーンビルディング協会、BRE(英)、Alliance HQE(仏)からなる国際連合が、報告書Financing Transformation: A Guide to Green Building for Green Bonds and Green Loansを発表しました。1.5℃目標の達成に向けた明確な軌道設定を目的とし、GRESB、Climate Bonds Initiative、CRREM – Carbon Risk Real Estate Monitorらの協力のもと、さまざまな認証基準を活用したグローバルクラシフィケーションや債券フレームワークへの準拠に関する実践的なガイダンスを提供しています。

当ウェビナーでは、ジン・ワン氏(USGBCおよびGCI 北アジア担当ヴァイスプレジデント)より同報告書について発表いただくほか、国内外の不動産サステナビリティ事情のエキスパートである木下泰氏(Eminence Partners合同会社 代表社員;一般社団法人グリーンビルディングジャパン共同代表理事)と堀江隆一氏(CSRデザイン環境投資顧問株式会社 代表取締役)より、グローバルおよび国内のグリーンファイナンスの動向と展望について伺います。またパネルディスカッションでは、これまでグリーンボンドを活用して計1100億円を調達し、昨年にはLEED NDプラチナ(予備認証)取得済の麻布台ヒルズを完成させた森ビル株式会社より財務部長の川村良彦氏、株式会社日本政策投資銀行アセットファイナンス部長の辻早人氏にご参加いただき、国内におけるグリーンファイナンスの取組とこれからについて考察します。

今後のグリーンファイナンスを用いた環境課題解決の加速に向け、有益な情報共有の時間にぜひご参加ください。

詳細

日時

2024年8月27日(火)16:00 - 17:05

場所

オンライン(Zoomウェビナー使用)

言語

日本語・英語 (通訳はございません。予めご了承ください。)

参加費

無料

主催

USGBC

共催

CRREM、GOYOH

プログラム

17:00 – 17:05 開会
溝手 翠(CIC Institute Project Manager & 環境エネルギーイノベーションコミュニティ運営事務局)
16:05 – 16:15 ファイナンス改革:グリーンビルとグリーンボンドの活用
ジン・ワン氏(USGBC & GBCI 北アジア ヴァイスプレジデント)
16:15 – 16:25 グリーンファイナンス:世界の動向と展望
木下 泰氏(Eminence Partners合同会社 代表社員;一般社団法人グリーンビルディングジャパン共同代表理事)
16:25 – 16:55 パネルディスカッション:国内におけるグリーンファイナンス
モデレーター
堀江 隆一氏(CSRデザイン環境投資顧問株式会社 代表取締役)
パネリスト
川村 良彦氏(森ビル株式会社 財務部長)
辻 早人氏(株式会社日本政策投資銀行 アセットファイナンス部長)
16:55 – 17:00 Q&A
18:55 – 19:00 閉会挨拶
氏名(企業 役職)

登壇者

伊藤 幸彦 伊藤 幸彦 株式会社GOYOH 代表取締役 2006年に23歳でニューヨークにて不動産への投資・ 運営会社を起業。2008年に株式会社アスタリスクを創業、グローバルな機関投資家、投資ファンド、超富裕層などが求める、不動産のソフト価値を最大化するソリューションを提供する。2018年、不動産テック事業に特化したスタートアップ株式会社GOYOHを創業。グローバル投資家の視点からのESGによる不動産のソフト価値と社会的インパクトを追求するサービス「EaSyGo」サービスを展開する。 LinkdIn
ジン・ワン ジン・ワン USGBC & GBCI 北アジア ヴァイスプレジデント USGBCおよびGBCIの北アジア担当ヴァイスプレジデントとして、LEED評価システムの米国外の最大市場である中国本土をはじめ、台湾、香港、マカオ、日本、韓国における事業運営を担当。戦略的顧客やパートナー、ステークホルダーのネットワークを管理し、同地域のグリーンビルディング運動を推進する。前職は、CBRE中国でマーケティング&コミュニケーション責任者を勤め、それ以前にはスターウッド・ホテル・グループ(現在はマリオット・グループ傘下)でシンガポールと中国での勤務経験を持つ。マンチェスター大学でMBA取得。英国王立勅許測量士協会(RICS)会員。 LinkdIn
木下 泰 木下 泰 Eminence Partners合同会社 代表社員:一般社団法人グリーンビルディングジャパン 共同代表理事 機関投資家向け投資助言会社Eminence Partners合同会社の共同創業者兼代表社員。三井信託銀行、セキュアード・キャピタル、新生銀行、タッチストーン・グループにて要職を歴任。不動産投資、不良債権回収、CMBS投資に30年以上のキャリアを有する。建物サステナビリティ普及を積極的に推進、(一社)グリーンビルディングジャパン共同代表理事、IWBIガバナンス・カウンシルメンバーも務める。早稲田大学法学部卒、コーネル大学法学修士。ニューヨーク州弁護士、英国勅許不動産鑑定士、不動産カウンセラー協会(CRE)会員、不動産証券化協会認定マスター、LEED AP O+M、WELL Faculty、WELL AP、CASBEE不動産認証員。 LinkdIn
堀江 隆一 堀江 隆一 CSRデザイン環境投資顧問株式会社 代表取締役社長 金融機関勤務を経てCSRデザイン環境投資顧問株式会社を設立。不動産投資運用へのESG組込みに係る支援業務や、環境不動産・サステナブルファイナンスに関する調査業務を行う。国土交通省「ESG投資の普及促進に向けた勉強会」座長、「国連環境計画・金融イニシアティブ」不動産WG特別顧問などを歴任し、現在はGRESB「基準設定委員会」委員など、多数の委員会で活躍を拡げる。 LinkdIn
川村 良彦 川村 良彦 森ビル株式会社 財務部長 森ビル株式会社財務部長。国内大手生命保険会社で有価証券運用等の業務を経験をしたのち、2008年より森ビルに在籍。資金計画策定、資金調達、IR業務、資金運用等、財務業務全般を担いつつ、サステナビリティ委員会および環境推進委員会も兼務。2019年に同社にとって初めてのESGファイナンスとなるグリーンボンド発行を皮切りに、ESGファイナンスを積極的に推進している。関西学院大学法学部卒、日本証券アナリスト協会検定会員。森ビル・インベストメントマネジメント、森ビル不動産投資顧問の取締役も務める。
辻 早人 辻 早人 株式会社日本政策投資銀行 アセットファイナンス部長 2006年から一貫して不動産ファイナンス業務に従事。DBJアセットマネジメント株式会社出向時には、DBJプライベートリート投資法人の立ち上げを主導。直近では、DBJグリーンビルディング認証の統括として、社会的側面の評価組み入れ等を企画。USGBC/GBCI、株式会社ヴォンエルフと共同設立した株式会社Arc Japanにも取締役として参画。京都大学法学部卒、London Business School修了(Maser in Finance)。
スヴェン・ビーナート スヴェン・ビーナート CRREM - Carbon Risk Real Estate Monitor マネージングディレクター 2010年、レーゲンスブルク大学IRE|BS研究所で不動産セクターの持続可能性のためのコンピテンスセンターを統括。2011年にウィーンのプロバスリアルエステート(運用資産高約21億ユーロ)報道官。2013年からIRE|BS不動産管理研究所を運営、現在は同大学教授ならび研究所のマネージングディレクター。不動産経済学における多数の専門書の編集者および著者として、数多くの研究賞を受賞。 LinkdIn

主催・協力団体

Company Logo USGBC(米国グリーンビルディング協会)は、LEEDグリーンビルディングおよび都市の環境評価システムの開発者および所有者です。1993年に設立されたUSGBCは非営利団体として、世界中で初期のグリーンビルディングキャンペーンのイニシエーターの一つです。USGBCは、「世代内のすべての人にとってのグリーンビルディング」を使命とし、投資家、デベロッパー、建築設計会社や各分野の関連会員企業などと協力しています。世界範囲でLEEDの普及を促進することを通じて、建築、コミュニティ、都市の設計・建設段階や維持方法を再構築し、環境・社会・経済的パフォーマンスに対する責任を果たす健全な建築とコミュニティを創造し、人々の生活の質の向上に取り組んでいます。
Company Logo Carbon Risk Real Estate Monitor(CRREM)は、欧州連合(EU)の支援のもと発足した不動産の脱炭素化を推進する取り組みです。パリ協定に定められる2℃、1.5℃目標に整合するGHG排出量の脱炭素経路(de-carbonization pathway)を算出し、不動産ポートフォリオの脱炭素とリスク管理の指針となるツールを提供しています。 欧州を代表する機関投資家APG、PGGM、NBIM(ノルウェー中央銀行投資管理部門)により発足され、日本からはGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)、CSRデザイン環境投資顧問株式会社、株式会社GOYOHが賛同・参画しています。
Company Logo GOYOHは不動産にとって次世代の付加価値となるソフト価値を付加する不動産テックサービスを展開しています。テナントエンゲージメントツールやエネルギーデータ提供、ESG施策のパフォーマンス可視化を一元化したソフトウェアEaSyGoを開発し、外資系機関投資家やリート含む運用会社、国内の事業会社など幅広い企業のサステナブルジャーニーをお手伝いしています。

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